- 親への復讐心が膨らんで苦しい人
- 毒親に一番効果的な復讐方法が知りたい人
- 自分のなかの悪い衝動を止めたい人
※いつもより少し過激な内容なので、メンタルの落ちている方は気を付けて読んでくださいね。
私はというと、毒親と一緒に住んでいたころ、ほぼ毎日親に復讐することを考えていました。
- 「親 復讐 方法」
- 「復讐 やり方 捕まらない」
毎日こんな言葉でネット検索して、親をアレする妄想で、怒りと憎しみで崩壊しそうな自分の心をなんとかギリギリ保っていました。
その妄想には、本当に実行したら確実に刑務所行きになっていたものも、もちろん含まれます。
家に火をアレするとか。後ろから、寝ているとこをアレするとか。料理にアレを入れるとか。酒をアレにすり替えるとか。
いっそ自分が屋上から飛び降りるとか。
結局のところは、そういったことはせず、親と絶縁しました。
どうしてそれらをしなかったのか、一番効果的な復讐とはなんなのかについて、紹介していきます。
(この記事は、復讐なんてやめたほうがいいよ!なんてキレイ事を言う内容ではありません。)
結論:一番効果的な復讐方法とは?
「絶縁」+「一切の無視」は、毒親にとって絶大な効果をもたらします。
なぜかというと、私たちを傷つける毒親は、私たちにある意味めちゃくちゃ関心を持っているからです。
毒親は私たちに、固執し、依存しています。
私たちを下に見たり、馬鹿にしたり、嫉妬の対象にしたり、愚痴を言う壁にしたり、干渉しまくったり、無視したり。
それらはすべて、あなたを標的にすることで親が気持ちよくなりたいから。
つまり、あなたが毒親の仕打ちに対して反発したり、反論したり、嫌がったする姿を見せても、毒親にとっていじめがいのある恰好の的にしかならないのです。
- 絶縁すること
- 親は赤の他人と位置付けること
- 死ぬまで無視し続けること
親はやがて老います。老後ももちろん無視でいいです。介護なんてもってのほかです。見捨てましょう。
親が死んだって、無視していいんですよ。もう家族じゃないんですから。
できれば親族まるごと絶縁するのがベストです。例えばあなたに優しい叔母さんがいたとしても、悪意なく、あなたが今何をしているか毒親へ知らされていることは、よくあることです。
絶縁するまでの苦しい思いはどうしたらいい?
でも、絶縁までには時間がかかります。
ほとんどが未成年のころから毒親の影響を受けて苦しんでいるとすると、仕事を持って収入を得られるまで、何年もかかってしまいます。
高校生で退学してアルバイトで暮らす、としたら最短ですが、おススメしません。
収入が不安定な状態で独立してしまうと、収入が尽きた時、何かあった時に貯金がなく出戻ってしまう可能性が非常に高いからです。
なんで自分の手を汚す復讐をしなかったか?
私が妄想で膨らませていた、様々な復讐方法を結局実行しなかったのは、これに尽きます。
死ぬほど憎んでいる親のせいで、自分の人生が断たれるから。
私はもともと、中学生の頃まで、自殺願望がありました。
母親から侮蔑の目で見られ、ストレスのはけ口にされ、父親は無関心、弟は助けてくれない。怒声が聞こえているはずの近所の人は見て見ぬふり。教師も。
毎日が辛くて、いっそ死んだら、親は後悔してくれるかな、反省してくれるかな、と思っていました。
ある時、私は毒母と大喧嘩し、殺されそうになったことがありました。
首を絞められたとき、思いました。
(これで死んだら、親は後悔するかな・・・)
無意識に抵抗するうちに、ふとこんな考えで頭がいっぱいになりました。
(こんな奴に殺されれてたまるか!!!)
※下の記事に詳細を書いたので、合わせて読んでみてください↓
その後も、毒親のストレスにさらされるたび、復讐することを考えました。
少年法に守られる間ならいいじゃないかとも思いました。
でも、その間でも、前科はつかなくても前歴はつきます。
親のせいで、自分の人生が何年も台無しになり、その後の人生に大きな影響をもたらします。大きなハンデを背負う羽目になります。
親なんかに、自分の人生を殺されてたまるか。
そう思ったので、結局のところ妄想は実現しませんでした。
(補足)今すぐに逃げるべき性被害や暴力を受けている人に、このまま耐えろなんて言いません。いますぐ保護してくれる機関へ逃げましょう。
結果:絶縁したら、毒親はどうなった?
私は、社会人1年目でお金を貯めて絶縁しました。それから一切交流はありません。
結婚し、子供が生まれました。毒親は、孫の存在を知りません。
こんな状況のとき、毒親にとってさぞ屈辱だろうな…と思います。
- 親戚から、子供の近況を聞かれたとき。
- 周囲の人から、子供の帰省の話をふられたとき。
- 親戚から、「孫はまだなの?」と聞かれたとき。
- 周囲の同年代の人が楽しそうに孫の話をしているとき。
そして、きっと毒親はこんな心境なんだろうなと思います。
- 子供から拒否されていることへの怒り、羞恥心
- ストレスのぶつけ先がなくなったことによるストレス
- 世間体が悪いことへのストレス
- 老後に日常生活を助けてもらえる当てが減った不安
私は、毒親と毎日一緒に過ごして、頭のなかが憎しみでいっぱいで真っ赤になる、そんな辛さを経験しました。
毒親からほんとうに逃げられるかもわからない。逃げても、様々な試練が待っているかもしれない。親と縁を切ることはハンデになるかもしれない。
そんな不安を、このブログで少しでも解消できたらなと思っています。
今回の記事は以上です。お読みいただきありがとうございました!