- 毒親育ちで、人付き合いに疲れている人
- 毒親育ちはどんな人と関わってはいけないのか知りたい人
- 苦手な人ともうまくやろうとして、疲弊している人
毒親育ちは今まで、一番最初に出会う人間(=親)との関係でとても苦労してきました。
そんな毒親育ちは、自己肯定感が育ちにくく、どうしても人付き合いで苦労してしまうことが多いため、人一倍付き合う人は選ばないといけません。
マウントしてくる人
マウントする人とは、例えばこんな発言をする人です。
「ああした方がいい」「これはしない方がいい」「俺の時はこうだった」と、聞いてもないアドバイスをしてくる人や、見下すような自慢をして優位に立とうとしてくる人は、関わらないようにしましょう。
「あなたのためにタイプ」毒親の解説はこちら↓
本当に私たちのことを考えてくれている人との見分け方は簡単で、そういう人はまずこちらの価値観を理解してくれようとし、話を聞いてくれます。
いつも愚痴ばっかりの人
いつも愚痴ばっかりの人は、例えばこんな発言をする人です。
「あいつばっかりずるい」「私が不幸せなのはあいつのせいだ」「俺がこういう状況なのは会社のせいだ」って不満だらけ、自分を正当化しているタイプには、気を付けましょう。
たまに愚痴を言うくらいは誰しもありますし、それにどう対応するか自分で考え、そのうち前を向けるなら問題ありません。
しかし、いつもぐちぐちと愚痴ばっかりの人は、基本的に「何事もだれかのせい」「私の、俺のせいじゃない」と思っているので、たちが悪いのです。
普段から愚痴が多い人は、聞いてあげても、変わることはありません。
「そうだね」と肯定してもらうことで、不都合なことはほかの誰かのせいして、自分が傷つくことから逃げているだけなのです。
もしもこういう人の愚痴を聞いてしまう場面に遭遇してしまったら、「そうだね」と同意するのではなく、
「なるほど、理不尽に思っているんですね、これからどうしようと思っているんですか?」と、これからのことを聞くようにしましょう。
多分ちょっと嫌な顔をして、二度と愚痴話を振ってこなくなります笑
正論モンスター(正論バカ)
正論バカ(正論ばっかり言う人)とは、こんな人です。
- 自分の中の正論や常識を振りかざす人
- 相手の話は聞かず、自分に都合のいいルールを押し付ける人
- 白か黒か(0か100か)の回答しか理解できない人
正論ばっかりで自分ルールを押し付けてくる人には注意しましょう。
どんな物事にも多面的な部分がありますが、こういう人は自分の感情が最優先なので、自分のことしか考えられず、人の気持ちを思いやれません。
正論自体はあってもいいのですが、それを振りかざしてくる人は、毒親育ちにとって息苦しい存在になります。
何も知らないのに、「親を大切にしろ!」と正論ぶつけてくる人は、まさにこの「正論バカ」に当たります。
正論バカが言いがちな言葉の暴力についてはこちら↓
感情的になってすぐキレる人
感情的に「キレる人」とは、とにかく絶対に関わってはいけません。
「怒る」ではなく「キレる」人からは、速攻で逃げましょう。
「キレる」人は、自分の衝動を抑えられません。
威圧で相手をコントロールする人とは、そもそもまともなコミュニケーションはとれないと考えましょう。
「ジャイアンタイプ毒親」の解説はこちら↓
もし会社の上役にこんな人が幅を利かせていたら、転職を考えた方がいいかもしれません。
そんな人をわざわざ上の立場に登用するような会社なんて、普通じゃありません。
重役がそういう人ばかりなのか、それとも社内がそういう人間ばかりだからなのか、どちらにしろ間違いなくヤバい環境です。逃げましょう。
まとめ
優しい人ほど、相手に改善するように促したり、アドバイスしたり、もっと良くしてあげようします。
でも、それらは相手をコントロールしようとする行為です。
自分が嫌だなと思う人は、あなた自身がそういう人と関わるという選択をしないことが何より大切です。
長年の友人であっても、職場の上司であっても、親であっても。自分を守るために、自分が大切にすべき人は、自分で選んでいきましょう。
ちなみに、ブログ主も最近、愚痴ばかりの友人と、距離をとる決意をしました。
その友人は、買い物に誘っても、観劇に一緒に誘っても、美味しいものを食べにいっても、横でずっと愚痴ばかり言っていました。
劇団四季を見終わった直後、感想を言う前にまず職場の愚痴を語りだしたときは唖然としました。
どこに行きたいかを聞いても、「カフェで話せたらそれでいい」と言っていたので、彼女が求めていたのは楽しく過ごせる友人ではなく、愚痴をぶつける壁だったのだと思います。
毒を長時間ぶつけられること、なんとか暗い話題にならないように気を使い続けることで、だんだんと辛くなっていった私と対照的に、
毎回毎回愚痴を吐き出しては、最後に「話せてよかった!スッキリした!ありがとう!」と言って笑顔で去っていく友人。
さらに友人は、会うたびにどんどんエスカレートしていき、「可哀そうな私」を語るために、小さな出来事がさも大きな悲劇であるかのように語るようになっていきました。
最初はそんな人ではなかったのと、長年の友人だったので大切にしたかったのですが、お互いのためにこういう決断も必要だな、と思っています。悲しいですけどね。
以上、お読みいただきありがとうございました!