毒親とは何か PR

【得体の知れないモンスター親】毒親とは何か?

なや
なや
こんにちは、毒親育ちのなやです。

この記事では、「毒親とは何か」という基本について、解説していきます

みけ
みけ
ここ数年、メディアや書籍で「毒親」という言葉をよく見かけるようになったよね。
くろ
くろ
有名人までもが毒親告発本を出すようになったね。
みけ
みけ
ところで「毒親」ってなに?
くろ
くろ
それじゃあ、毒親の定義について、解説していくね!

「毒親」という言葉の登場と恩恵

「毒親」という言葉の発端は、日本で1999年に出版された、スーザン・フォワードの「毒になる親」という本です。

それまでにも、「機能不全家族」「アダルトチルドレン」という言葉はありました。

しかし、この「毒になる親」が発売された後、徐々に「毒親」という言葉が広まり、今ではドラマやエッセイなどでブームになるほどまで広く認知される言葉となりました。

みけ
みけ
この言葉のおかげで、親を毒と言っていいんだ、親を悪だと思っていいんだ」って思えるようになったよ
くろ
くろ
画期的な言葉だよね!

毒親の定義は?

くろ
くろ
毒親とは、自分の心の問題を、子供を巻き込んで解消しようとする人のことだと、このブログでは定義しているよ

子供に対して毒親になってしまう人は、自分のなかに必ず問題や葛藤を抱えています。

健全な人は、その問題を自分事ととらえて反省したり、改善したり、誰かに相談したり、解決しようと努力します。

しかし、毒親になる性質の人は、「問題の原因は自分にある」と思うことができません。

そのため、自分より立場の弱い子供に問題をなすりつけて、

自分は悪くない状態 = 子供に問題がある状態

を作ろうとします。

みけ
みけ
子供を問題をなすりつけて、ストレスから逃げているんだね

毒家庭には、子供には関係ない、「親自身が抱えている問題」があります。思い当たることがないか、考えてみてください。

例えば、毒親はこのような流れで形成されます。

毒親が作られる過程EX①
毒親自身の問題 夫婦仲や仕事の人間関係がうまくいっていない
毒親の思考 その問題から目を背けたい・誰かに必要とされたい
毒親の行動 子供にばかり過剰に目を向ける・子供が自分を必要とするよう過剰に干渉する
子への被害 常に親の目が自分に集中しており、顔色を伺うようになる。自分で意思決定ができず、成長を阻害される
みけ
みけ
あるある。子供に過干渉な親って、結構パートナーと仲悪い率多いよね。
くろ
くろ
家庭や自分の立場に不満を持っている場合が多いね。
くろ
くろ
この場合、正常な親は、人に必要とされるように自分を磨いたり、夫婦仲を改善するよう努力したりするだろうね。
みけ
みけ
あぁ、ぼくの親は絶対そんなことしないな…
毒親が作られる過程EX②
毒親自身の問題 自分の容姿に自身がない・外見コンプレックスがある
毒親の思考 その問題から目を背けたい
毒親の行動 劣等感から自分を守るために、「鼻が低い・髪が長いのは似合わない・肌が汚い」など、子供の容姿をけなす
子への被害 容姿に対する自己肯定感が低くなる
みけ
みけ
確かに、子供の容姿をけなす親って、外見に対するコンプレックスが強いかも?
くろ
くろ
特に母親と娘の関係性でこういうのは多いよね。「女性」になっていくことへの嫌悪感を示される場合もあるよ。
みけ
みけ
ひゃー何それ。女性としてのコンプレックスを刺激されるのかな?
くろ
くろ
ブラジャーを買ってもらえなかったとか、可愛い服を着ると「色気づいてる」って言われたりね
みけ
みけ
・・・
毒親が作られる過程EX③
毒親自身の問題 学歴が低く(学歴コンプレックス)、生活も苦しい。もっと良い生活がしたかった。もっと良い相手と結婚したかった。
毒親の思考 立派な子供を育てた親として、社会的評価を得よう
毒親の行動 子供に過剰な期待をかける。子供の意思に関係なく、勉学や就職、結婚に親の意思を押し付ける
子への被害 親の分身となってしまい、自己決定権を持てないまま育つ
くろ
くろ
この場合、正常な親は、資格を取ったり、自身のスキルアップに目を向けるだろうね。もしくは生活レベルを下げて、「足るを知る」生活をするだろね
みけ
みけ
ぼくの親は………だめだこりゃ

 

毒親とは、そもそも自分の問題を自分事だと意識できない人がほとんどで、半ば無意識にこのような行動をとっています。

「自分は毒親だ、子供にひどいことをしている」と自ら気づける毒親は、ほとんどいないと思います。

なので、もし毒親に「あなたは毒親だ!改善してほしい」と言ったところで、「は?お前が悪いんだろ」と返ってくることはほとんどなのではないでしょうか。

くろ
くろ
「俺が、私が悪いのかも」と思えるような親は、そもそも毒にはならないよね…

毒親とは、自分の負の感情や心の問題という「毒」を、子供を受け皿にして吐き続けている人のことです。

自分の親が毒親だと認識することの弊害

「毒親」という言葉が広まったのは素晴らしいことですが、一方で、「毒親に育てられるのは悪いもの」という印象だけが先行してしまう怖さがあります。

みけ
みけ
毒親が変わってくれない限り、僕はもう幸せになれないんだ!
くろ
くろ
その思考は危険だよ!

「自分はひどい育て方をされたから、何をやってもうまくいかない」と思い込んでしまい、そこで思考が止まってしまい、無力感から、自由になる機会を自分から逃してしまうこともあり得ます。

「親が改心しない限り、自分も前に進めない」という思考は、大変危険です。

 

先ほど述べたように、毒親は私たちへの酷い行動を、ほとんど無意識に行っています。

どんなに被害を訴えても、毒親の認知は歪んでいるため、毒親は変わりません

 

私も、「親に私が傷ついたことを知ってほしい、謝ってほしい」とずっと思ってきました。何度も泣きながら叫びながら、どれだけひどいことをしているか、伝えました。

でも、一回も伝わったことはありませんでした。

みけ
みけ
じゃあどうすればいいの?
くろ
くろ
親を変えるのではなく、自分が自由になる方法を、このブログでは紹介しているよ!

毒親から自由になるためには

このブログでは、毒親から物理的にも精神的にも自由になる方法を、1つずつ、順序だてて解説していきます。

毒親は変わらないけれど、私たちの生活と心は、いい方向へ変えていくことができます

 

毒親から解放されたい、自由になりたい、適度な距離感で付き合いたい、絶縁したい。

そんな理想を実現できるように、自由までの道のりについて、情報発信しています!

なや
なや
ぜひ色々な記事を読んでみてくださいね