自由になる方法(解毒法) PR

【毒親から自由になる③】自分のなかの怒りや悲しみを認めよう

なや
なや
こんにちは、毒親育ちのなやです。

 

くろ
くろ
今回は、「毒親から自由になるための7ステップ」のうち3ステップ目、「自分のなかの怒りや悲しみを認めよう」について紹介していくよ。
【毒親から逃げよう】毒親から自由になるための7ステップこの記事では、毒親育ちが毒親から解放されるための手段を丁寧に紹介しています。毒親育ちが自由になるには手順があり、それを「自分のために」1つ1つステップを積み重ねていくことが大切です。今の自分はどの解毒段階にいるのか、ぜひ参考にしてみてください。...

 

みけ
みけ
前回のステップ2では、自分は不適切な環境で育てられたことを認識し、自分が悪くなかったことに気づけたね!
【毒親から自由になる②】悪いのはあなたではないことに気づこうこの記事では、毒親育ちが毒親から自由になる方法を丁寧に紹介しています。この2ステップ目では、「自分が悪い」という思いこみや、「親を大切にしろ」という世間の常識から解放され、「親が悪かった」という認識を持つ、重要な解毒への第一歩について説明しています。...
みけ
みけ
今までは「お前が悪い」と言われた育ってきたのに、それは嘘で、「私は、僕は悪くなかった」と気づくと、どうなるの?
くろ
くろ
ほとんど場合、親への怒り、悲しみ、気持ちの混乱が起きるよ。

毒親の洗脳が解かれると、これらの感情に支配されることがほとんどです。

毒親への怒りを認める

毒親の洗脳が解かれると、今まで自分が悪いと思って耐えてきたのに、ずっと我慢してきたのに、親や、まわりの大人に騙された!という怒りが起きます。

みけ
みけ
ひどいことされた!って怒っていいのかな
くろ
くろ
怒っていいんだよ!親に対する怒りを認めよう

 

まずは、「怒って当然のことをされた」と、自分のなかの怒りの気持ちを認めましょう。

 

毒親からは色々な言葉や態度で「悪いのはお前」と思わされているはずです。

「どうせ私が悪い」「俺が悪いから親に怒られる」「正しいのは親だから、ひどいことをされてもしょうがない」と、無意識のうちに思わされてしまっているのです。

 

悪いのは親です。怒って当然なんです。

 

くろ
くろ
いじめの被害者に対して、悪いのはお前だ、加害者が正しい!なんて誰も言わないよね?

 

「悪いのは自分だ」と思ってしまうと、自分を自己否定し、自分を傷つけてしまい、同時に自信も失ってしまいます

悪いのは自分じゃない!と怒ることで、自分を取り戻していくことができます。

 

 

誰がそう言ってくれなくても、親が悪いと怒る自分を、許してあげてください

親のことは許さなくていいんですよ。

毒親を許せないと怒る気持ちは、当たり前の反応です。

怒りは発散していこう

怒りを内にため込むと、体にストレス症状が出てしまうため、なるべく外に発散しましょう。

怒りの気持ちを叫んでもいいし、ノートに書き殴ってもいいと思います。

 

私は自分の親が毒親だと知ってから、なんでこんな仕打ちを受けないといけないんだと、毎日毎日親に対して怒り憎みました。

怒りで目の前が真っ赤になることもありました。

そんなとき、受けた仕打ちや理不尽な言葉をノートに書きなぐると、少しだけすっきりしましたので、脳内の怒りを紙に書くという行為は結構おすすめです。

その日にすっきりするだけでなく、別の日に見返して、あの日はこんなことをされて怒っていたんだな、やっぱりこれは怒っていい内容だ!と理性的に冷静に判断できるからです。

 

また、夜に自転車をこぎながら、思いのたけを叫ぶと、ただの独り言ではありますが、視界の広さと風の気持ちよさで、少し落ち着くことができるので、おすすめです。(あまり都会だと無理かもしれませんが)

くろ
くろ
自分だけは、自分の味方になってあげよう!

毒親への悲しみ・絶望を認める

自分の親はまともではなかった、自分はひどい環境に育ってしまったという悲しみ、絶望を感じることもあります。

みけ
みけ
こんな親のもとに生まれて、もうお先真っ暗だよ…

 

未成年で、自分でどうにかできるお金も少なかったり、体調を崩していたりして、家から離れることもできないと、ずっとこの暗闇が続くような気持ちになるのは当然です。

家から離れていても、何かと接触してきて精神的に逃げられなかったりすると、一生この親と付き合うのか…と絶望する気持ちになるのも、また当然です。

 

自身の悲しい気持ち、絶望する気持ち、自分を可哀そうだと思う気持ちを認めてください。

くろ
くろ
自分の気持ちを無視しないでね。

この「自分は悲しいんだ」という思いを封じ込めてしまうと、そのまま親の人形になっていってしまいます。

 

親はやがて老います。老いると必ずパワーダウンします。そして反対に、あなたは成長します。パワーバランスは必ず逆転します。

毒親に対する気持ちの混乱

親も大変な思いをして育ててくれたのに、親が悪いと思ってよいのかという気持ちの混乱も起きます。

みけ
みけ
親が悪いって思っていいのかな…

親の良い面や、親が苦労してきた姿を見てきた場合、親が悪いと思うことに対して違和感を持つ場合もあると思います。

 

親はたしかに私をほめたことがない。どれだけ頑張っても、いつもけなされる。でも苦労して育ててきてくれた。そんな親を悪いと思っていいんだろうか?

 

そんな混乱が自分のなかにあることも、受け入れてください。

くろ
くろ
自分の気持ちを認めることが、次につながる重要なステップだよ。

毒親はあなたの怒りや悲しみを理解しない

これらの怒りや悲しみを、親に対してぶつけたいと思うでしょうし、ぶつけるのは構わないと思います。私たちには嫌なことを嫌と言う自由があります。

 

しかし、まずほとんどの場合、毒親が理解してくれることはないでしょう。

どんなに言葉にして伝えても、毒親が自分の間違いに気づくことは、ほとんどありません

くろ
くろ
自己反省できる人間は、毒親にはならないからね。

 

むしろ、親に対して「親からのいじめ」を告発しても、ろくなことにはなりません。

子供の告発に対する親の反応

「育ててやったのになんて言い草だ!親不孝め!」(自己正当化)

「そんなひどいことを言うなんて!」(悲劇のヒロイン化)

「お前の考えすぎだ」(子供の気持ちを軽んじる)

「はいはいごめんね」→「謝ったからいいでしょ?」(うわべだけの対応→逆ギレ)

 

毒親に対して怒っても、反省してもらう、自分のやったことを理解してもらうことは、まず不可能に近いことです。

毒親の反応によって、ますます傷ついてしまうことがほとんどなので、モンスターが自身の汚さに気づくことはないと思っておきましょう。

 

ステップを踏んでいけば、親を許すことをしなくても、親という存在を自分の人生から追い出せば、毒親といういじめ加害者に悩まされず、平穏に過ごすことができるようになります。

まとめ

今回の記事は以上です。

自分のなかの親への怒りを認めることは、「お前が悪い」と言われてきた呪いをとき、自分を大切にする第一歩となります。

 

次は、「ステップ4:親が毒親になってしまった理由を知ろう」です!

【毒親から自由になる④】親が毒親となってしまった理由を考えようこの記事では、毒親育ちが毒親から自由になる方法を丁寧に紹介しています。この4ステップ目では、親が毒親となってしまった理由について考えます。原因を知ることで、モンスター毒親の輪郭を把握でき、「決別してもいいんだ」という自信に繋がります。...

お読みいただきありがとうございました!